FC2ブログ

第1174回「誰かのことを褒めてみよう!」

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。今日のテーマは「誰かのことを褒めてみよう!」です。今日のテーマでは、普段は特別に意識をしていない人もいるかと思いますが、今あなたが感動しているもの、嬉しいもの、すごいと思うもの、それらに携わっている人や、がんばっている人を褒めてくださいたとえば…今自分が聴いている、お気に入りの音楽を作っているアーティスト。いつも頑張ってるけど面と向か...
FC2 トラックバックテーマ:「誰かのことを褒めてみよう!」



僕の座右の銘にしている文章があります。

それは精神科医エリザベス・キューブラー・ロスの著書から抜粋したものです。

2004年の8月24日に彼女は78年の生涯を終え、別の世界へと旅立ちました。

このことを僕は日本のホスピスの第一人者山崎章郎医師が書いたホスピス通信で読み知りました。




その2004年の9月、山崎医師が所長を務めている小金井のホスピスに、僕は患者さんからの依頼を受けて最後を迎えるための鍼をさせてもらいに往診していました。

ホスピスの建物は、一歩なかに足を踏み入れると外の喧騒がまるで嘘のような静寂が広がっています。

その建物の入り口付近にホスピス通信は積まれていました。

山崎先生のことはご著書『病院で死ぬこと』を読んで存じ上げていましたので、その方の文章が読めると喜び一部いただいてきました。

そのなかで山崎医師は自分がホスピスを目指すきっかけとなったキューブラー・ロスの本との出会いや生前の彼女との交流の話、そして彼女の死について書いていらっしゃいました。

これが僕のロス医師との出会いになります。

キューブラーという人物に興味を持った僕は、今度は彼女の本を探して読み出しました。

山崎先生が感銘を受けたという『死ぬ瞬間』から2001年に書かれた『ライフレッスン』までです。




生と死という問題にそのとき初めて正面から対峙することになった僕は自分の心が頼りなく、どこかにその拠りどころを求めていたのだと思います。それが彼女の本を読みたくなった理由でしょう。

彼女の著書は終末期医療に対して精力的に活動した彼女の人生そのもののように強烈なインパクトを持っていました。

僕はその中でこれからの自分の人生の心構えを教えられたような気がしています。

今日はそのなかから2つの文章をご紹介します。




「自分の長所を知り、互いの美点を見つけあい、生きていることの奇跡を讃えあうために地上に生まれてきたのだということを私たちは思い出す必要がある。」




「本当の自分にとっていいもの、人の気分を良くするもの、誇りに思えるもの、長続きするものを選ぶこと。そうすればあなたは愛と幸福を選んだことになる。」




彼女はその著作の中で「本当の自分」について、「ワンダーなセルフ」とはつまり「ワンダフルセルフ」だと言っています。

つまり、他人を気にすることなく、親の望みとかではない、自らが選択するものこそが本当の自分が望んでいるもので、それなくして人生の幸せも愛もないのだと、彼女はみずからの研究をもとに結論付けました。

僕はこの2つの文章はどちらも人生の道しるべとして最高だと感じています。

人の批判は止めて、自分の良いところを見つけ、お互いをほめたたえ、支え合えたらどれだけ人生豊かになるでしょうか。

人生が豊かになるということは、実はアンチエイジングにつながる生き方が出来ることです。

僕はこれまでに何人もの元気な高齢者を見てきました。

そういうひとは皆さん自分の好きなことを必ず持っていらっしゃる。

どんなに身体が不自由でも好きなことをするために元気なんです。

好きなことはテニスであったり、写真であったり、本当に様々ですが動けなくなるような身体なのにぜんぜん普通に歩いているから驚きです。

この方たちを見ていて僕はアンチエイジングはまず心の持ち方が一番大切だと悟りました。

その心の姿勢がこの2つの文章だと思います。




この文章を残してくれたエリザベスと彼女の存在を教えてくれた山崎先生、そしてそのホスピスへ導いてくださった患者さんに僕は心から感謝しています。
スポンサーサイト



  • COMMENT:0
  • TRACKBACK:0

0 Comments

Post a comment