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大阪・神戸に



先週末、僕は台風21号が日本列島に迫るなか、大阪・神戸へ行ってきました。

 

 学会の基調講演で、普段なかなか聞けない林典雄先生1)のお話が聞けるチャンスだったからです。

 

やっぱりすごい先生でした。

 

 いつも新しいことを考えている。すでに大学病院を退官されているのですが、ご自分の研究所を立ち上げて、ドンドン新たな発見をしていらっしゃいました。

 

 僕は臨床家なので、たまに研究者が羨ましいと思うときもありますが、今回先生のご講演を拝聴し、やっぱり自分は現場で生の患者さんと向き合って汗かいているほうが勉強になると思いました。

 

 ただ、自分も医療従事者として研修は必要不可欠です。

 

 自分の診断や治療が本当に正しいのか。常に疑問を感じていなければならないと思います。

 

 今や医療とりわけ運動器疾患のジャンルは、僕が学生時代の時に教わった医学知識の多くが役に立たなくなって、それ以上のことを知らないと誤診に繋がってしまうようになりました。

 

 パラダイムチェンジが起きている大変な時代ですが、でも僕は心のどこかでワクワクもしています。

 

 林典雄先生のようにいつも新しいことを発見していると、「身体ってまだこんなに不思議な仕組みがあるんだ」って思えるからです。

 

 今回は神戸に単身赴任している弟と久しぶりに会うこともでき、美味しいものもいっぱい食べてきました。

 

 これを心身の糧に今週も頑張ります。

 

1)中部学院大学リハビリテーション学部理学療法学科教授を経て、現在は同大学学事顧問、そして運動器機能解剖学研究所代表を務められています。

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