恥はかいてみるもんだ
- CATEGORY: 膝

この間の日曜日、超音波骨軟組織学会の学術集会が行われ、会員発表をしてきました。
今回の僕のテーマは「膝窩筋(しつかきん)」。膝の裏についている筋肉をフューチャーして、この筋肉の作用と役割を考察、臨床の場でどのように検査し、その結果をどう活用していけばよいのかを検討するという内容です。
今回の発表には、数多くの患者さんの膝とスタッフのみんなにも協力していただき、膝関節をいろいろな角度から観させていただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
いつもながら発表してみると、足りないところばかりが目について、自分的には決して満足できていないのですが、大学で研究していらっしゃる先生からは「面白いからN値(被験者数)を増やして」と励まされ、今回の学会のなかで一つの話題提供にはなったように感じました。
そこで思ったのは、やっぱり「恥はかいてみるもんだな」ということ。
自分一人でごちゃごちゃ考えているより、その情報を多くの人と共有することで、もっと多くの発見が得られる。自分の目線が新たな目線の発見につながる。自分の興味がみんなの興味を呼んで、その結果参加された学会員の先生方が皆さん嬉々とした表情をしていらしたことが、何よりうれしかったです。
もし、批判されることばかり考えて発表をためらっていたら、こういう体験は一生できなかったわけですから。
僕自身も他の先生からいろんなアドバイスをいただき、新たな目線をもらえました。
今回得た知識をさらに精査し、発展させて患者の皆様にどんどん還元していきたいと考えています。
ということで、これからも三勝はり灸接骨院の活動に応援よろしくお願いします。
スポンサーサイト