肩が下がる理由
バッグを肩にかけるとき、掛けにくい側ってありませんか。
まっすぐに立った状態で、後から両肩を比べるとどちらかが下がっている場合があります。実は僕自身、右肩が下がっていまして、デイバッグも右肩にかけたかけひもがずり落ちてきます。
このことは何年も前からスポーツの怪我などで学会等でも言われていたのですが、最近になってようやくその理由がわかってきました。
まず、下がっている肩は単に下がっているわけではなくて、少し前方に引っ張られています。これは胸の筋肉、胸筋(特に小胸筋)が短縮したり、筋緊張が高くなることで起こることがわかりました。
この筋肉に異常があるかないかは、鎖骨の外端部分のすぐ下、わずかに触れる烏口突起(うこうとっき)を触ってみると確認することが出来ます。
ここに小胸筋が付くからですが、押してみて痛みがあるようであれば、この筋肉が硬くなっていることになります。ご自分で調べるときは必ず左右を比較しましょう。
で、僕自身も探ってみたのですが、やはり下がっている肩の烏口突起に痛みがありました。わかっていても「なるほど~」とやはりちょっと驚きます。
こういう人の肩は肩甲骨が外に開き、下にさがり、胸側に移動していることになります。
そこで、この変位を治すために胸の筋肉の緊張を取ってあげることにします。
今日紹介するのはすごく効果のある方法です。
まず、ほぐしたい胸の筋肉を反対側の手で脇の下からつまむように握ります。
そのあとはその胸の筋肉を使って肩先を前に移動させます。
手を当てている胸の筋肉が肩を動かしたときに緊張するのがわかれば正しい運動が出来ている証拠です。
筋肉は収縮すると手のひらの中で丸く盛り上がりますから、それを手助けするように手のひら全体を使って握りさらに盛り上げてください。
こうすることで筋肉に脊髄反射をおこさせます。
このときに起こる反射は反回抑制反射といって筋肉を緩める方向に導きます。
何度か繰り返して行った後に、もう一度烏口突起を触ってみましょう。
先ほどより痛みが引いていたら筋肉の緊張が取れた証拠です。
不思議なのはこうやって筋肉が緩んでくると首の緊張も取れてくることです。
肩が首にいかに負荷をかけているかの証左ともなります。
肩や首が気になるかたは是非チェックを。
まっすぐに立った状態で、後から両肩を比べるとどちらかが下がっている場合があります。実は僕自身、右肩が下がっていまして、デイバッグも右肩にかけたかけひもがずり落ちてきます。
このことは何年も前からスポーツの怪我などで学会等でも言われていたのですが、最近になってようやくその理由がわかってきました。
まず、下がっている肩は単に下がっているわけではなくて、少し前方に引っ張られています。これは胸の筋肉、胸筋(特に小胸筋)が短縮したり、筋緊張が高くなることで起こることがわかりました。
この筋肉に異常があるかないかは、鎖骨の外端部分のすぐ下、わずかに触れる烏口突起(うこうとっき)を触ってみると確認することが出来ます。
ここに小胸筋が付くからですが、押してみて痛みがあるようであれば、この筋肉が硬くなっていることになります。ご自分で調べるときは必ず左右を比較しましょう。
で、僕自身も探ってみたのですが、やはり下がっている肩の烏口突起に痛みがありました。わかっていても「なるほど~」とやはりちょっと驚きます。
こういう人の肩は肩甲骨が外に開き、下にさがり、胸側に移動していることになります。
そこで、この変位を治すために胸の筋肉の緊張を取ってあげることにします。
今日紹介するのはすごく効果のある方法です。
まず、ほぐしたい胸の筋肉を反対側の手で脇の下からつまむように握ります。
そのあとはその胸の筋肉を使って肩先を前に移動させます。
手を当てている胸の筋肉が肩を動かしたときに緊張するのがわかれば正しい運動が出来ている証拠です。
筋肉は収縮すると手のひらの中で丸く盛り上がりますから、それを手助けするように手のひら全体を使って握りさらに盛り上げてください。
こうすることで筋肉に脊髄反射をおこさせます。
このときに起こる反射は反回抑制反射といって筋肉を緩める方向に導きます。
何度か繰り返して行った後に、もう一度烏口突起を触ってみましょう。
先ほどより痛みが引いていたら筋肉の緊張が取れた証拠です。
不思議なのはこうやって筋肉が緩んでくると首の緊張も取れてくることです。
肩が首にいかに負荷をかけているかの証左ともなります。
肩や首が気になるかたは是非チェックを。
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