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なぜ、マッサージは気持ち良いのか。
今日は人が人を癒すマッサージについてです。 昔、ベテランの内科の先生にお腹を触ってもらって脈を診てもらっただけなのにすごく気持ち良かったことがありました。「この先生はいっぱいひとを診てきた人だな」とほとんど直観みたいにその手の感触から感じたものです。安心感に包まれてそれだけで癒された気分でした。自分は今だにその領域に達しているとはとても思えませんが、いつかそんな手になりたいなあと毎...
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僕が大好きなツボ
僕は鍼灸師なのでツボを刺激して生体に反応を引き起こしカラダに変化が起きるのを確認するという行為を行っています。このときかならずしも良いことばかりが起きるとは限らないので、自分が患者さんに行った治療を慎重に確認します。この際、患者さんのカラダの反応にバイアスをかけないように努力しています。「こうなるだろう」「こうなってほしい」というような自分の思いがいちばん治療の判断の妨げになっている...

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からだは「緩めて鍛える」
桜の花が終わって今度は新緑が目に優しい光を届けてくれる頃合いになりました。本当に外に出るのが楽しい季節ですね。 今日は先週お伝えしたトレーニングの基本でありもっとも大切な「緩める」ことを診療で実践し、すばらしい効果を出していらっしゃる整形外科医の太田邦昭先生の取り組みをご紹介したいと思います。 前回お伝えしたようにどんなひとでも元気な身体を長く維持するためには身体を動かすための筋肉が...

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4月は新しいことを始めたくなるシーズン
小学生の入学式や新社会人の入社式のニュースに混ざって、元プロ野球選手の工藤公康さん(50)と吉井理人さん(48)、仁志敏久さん(42)が筑波大学大学院の人間総合科学研究科に入学するというニュースが目に留まりました。記事によると3人は申し合わせて受験したわけではなく、試験会場ではじめてお互いが受験することを知ったそうです。 この3人のなかで工藤さんは現役時代筑波大学の白木仁教授に怪我のリハビリからトレー...

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気持ちの良い春に『呼吸』のこと
普段何気なくしていることが実はとっても大切なことだったりすることがあります。 桜が満開で素敵な季節になった4月最初の今日は誰でもしている『呼吸』のお話をしようと思います。 鍼灸という施術は非常に単純な道具を用いるため、それだけに施術する側の技量が求められる実は奥深い治療法だと僕は思っています。うまく鍼がさせないお灸が出来ないとただ痛いだけただ熱いだけのものになってしまう。こんなのは当たり前...