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はり灸の不思議な治療 痛いところの反対側を使う?
当院で、よく使う治療法のひとつに、巨刺(こし)繆刺(びゅうし)という技法があります。 サッカーのゴールキーパーをしている高校生。左胸をゴールポストに強打して傷めてきました。画像を撮ってみましたが、骨膜が傷ついているだけで、幸いなことに骨折はしていないようです。 ただ、ぶつけたところの痛みは相当のようで、軽く押すだけで痛がります。 骨の打撲という意味の「骨挫傷」という表現がぴったり...
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吉祥寺の「いせや」
先週の土曜日、吉祥寺の「いせや本店」にてうちの元スタッフたちによる納涼会が行われました。 懐かしい顔ぶれが久しぶりにそろい、「いせや」さんの特大シュウマイ(滅茶苦茶美味しいかったです)やサクサクほくほくジューシーな唐揚げ(思い出すと今でもよだれが出てきます)などに舌鼓をうちながら、昔の話や現況などについて楽しい話で盛り上がりました。 そこで話題になったのが、お灸です。 当院は開業当初から...

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お腹を大事にするはり灸
まだ30代前半の女性。 仕事のストレスで体調を崩して一旦離職され、新しい職場に就く前に体調を治したいと来院されました。 主訴は、ろれつが回らない、口内炎、不眠、胃痛、食欲不振、頻脈、冷汗、からだの凝り、手の震え、全身の倦怠感などがあり、クリニックで様々な薬を処方してもらった経緯があります。 おなかの状態をうかがうための「腹診」という漢方の診察をすると、お臍まわりから下腹部にかけてか...

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今日は久しぶりに不思議な鍼治療のお話です。
今日は鍼治療のなかの「刺絡(シラク)」についてご紹介したいと思います。 この刺絡療法とは、自律神経の乱れを改善し全身を整えることが主な目的で、手足の指先や背骨の上を使って行う方法が一般的です。そのほかにも「打撲のあと処置」と言って打ったその場所に行うこともあります。この時の目的は、身体の過剰な熱を奪いすばやく症状を改善することになります。 たとえば、次のような時間が経過した怪我にもおこなうこ...

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めまいのはり灸治療
最近は働き盛りの若い人でも無理がたたってめまいや頭痛に悩まされている人って意外に多いです。 今日はそんな30代のひとのお話です。 この患者さんは会社勤めをしながら夕方6時から大学院に通うスケジュールをこなしていました。 めまいの症状をお聞きすると、 「5分以上立っていられない」 「起き上がるときや立ち上がるときに頭痛がする」ということです。 しかし、病院の検査では特に問題は見つかり...